「真っ直ぐさ」こそが恋愛を成功させる秘訣「シザーハンズ」

小さな頃は、
好きな人に好きと言えていたけれど
成長するに連れて、
素直に相手へ気持ちを
伝えられなくなったという人は
とても多いことと思います。

けれども、それは「恥じらい」や
「照れ」といった感情が成長した証拠でもあるので
いけないことではありません。
寧ろ自立している人こそ、
遠慮やプライドが強くなり
素直に感情を
表しにくくなるのではないでしょうか。

けれども、素直にならない恋愛は高確率で
失敗してしまう恐れがあります。
本当は寂しいのに、忙しい相手に遠慮をしたり
強がったりして「大丈夫」と言い続けた結果、
相手は自分が必要とされている気がしなくなり
存在意義を感じられずに自信を無くし、
別れを決意してしまうということも有り得る話です。

遠慮も大切ですし
度が過ぎると我が儘とみなされてしまいますが、
自分の気持ちや考えを素直に伝えられる
真っ直ぐさ」こそが
恋愛を成功させる秘訣と言えるでしょう。

その事を教えてくれるのが
ティム・バートンと
ジョニー・デップがタッグを組んだ
数多い作品の内の1つである
シザーハンズ」という映画です。

両手が刃物となっている純粋な心を持つ
改造人間エドワードが、
とある事情から一緒に暮らすことになった
少女キムに恋心を抱くのですが、
キムに対するエドワードの態度に駆け引きはなく、
純粋な好意のみを伝えていれ姿が印象的な映画です。
大好きなキムと話せる事が嬉しいから笑顔になる、
大好きなキムが他の男性と仲良くしているから
悲しい気持ちになる。

そんな素直なエドワードを見ていると、
強がったり駆け引きをしたりすることに
意味はないのではないかとさえ思えるのです。
素直になる事こそが、
相手の気持ちを動かす最大の方法なのだと
この映画に教えられます。